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2024/11/21

排気ガスサークル ネタバレ 感想

一週間ほど前にクリアしたフリーゲーム
「排気ガスサークル(http://haigasu.moryou.com/)」の感想を書こうと思います。
モノクロの世界を探索するアドベンチャーゲームとなっております。
クオリティ・完成度が高くその世界感に引きこまれました。
キャラデザや雰囲気は暗めで刺さる人の心には深々と刺さる作品です。

こちらのゲームは発表当時話題になっていた頃に知り
キャラデザが好みだったのでDLしなければと思っていたのですが
気がつけば随分時間が経ってしまっていました。
フリゲオンリーをきっかけにDLさせていただきましたが
なぜもっと早くプレイしなかったのか悔やんでおります。


●ここから感想(ネタバレ含む感想は下の方「つづきはこちら」から読めます)

バンプオブチキンの乗車券ぽい世界だなと思ったら本当にそうだった。
排気ガスサークルはとにかくクオリティの高い作品で
ムービーシーンや戦闘、会話イベント等作りこまれ、やりごたえがありました。
システム面もこれまでやってきたフリゲとは違っていました。
(と言ってもフリゲそんなにプレイしてない)
キャラデザが独特ですごく良い、可愛いし雰囲気も完成されています。
戦闘は運の要素が強いので中々進めないこともありましたが
回復の使える仮面を装備しておけば安心。
ただ、それ以外の仮面を付ける機会が少なくなってしまいました。勿体無い。
選択肢によって会話やエンディングが変わります。
それまで選択したものによっては以降の選択肢が変化する等かなり細かい。
ゲームの説明を理解するのが遅れ最初置いてけぼり状態でしたが
段々と引き込まれていきました。
二周すると良い感じに物語が理解でき面白かったです。
少しダークな世界観が好きな方にお勧め致します。


「つづきはこちら」からネタバレを含む感想↓


拍手





実は排気ガスサークルを初めてプレイした時
物語やキャラクターの台詞が今の自分には刺さりすぎてしまい
自分の人生から逃げ続けていた私はリアルに凹みました。
自分の鏡のようなキャラクターが沢山登場し吃驚致しました。
主人公の心の世界のようなので当たり前なのですが
ネガティブ発言する屑たちが正に自分と同じことを考えていて。
現実に戻りたくなくこの世界に留まりたい、化物になりたい、
誰かを食べて一つになりたい等見に覚えのある事ばかり言っている。
特に人以外になりたい、化物になりたい、食べたい、は昔から感じていたことで
自分の二次萌性癖にも関わってくることだったので
もしかしてこれらは全て「逃げ」だったのか?と途中悩んでしまいました。
これらが「好き」なのも現実から逃げるための思い込みではないか?と。
カオナシに似た屑がいましたが役割も似ていた。
エンディングは1週目は白い男エンド、2週目は正規エンド(トゥルー)でしたが
正規エンドに行くにはとにかくポジティブな選択肢を選ばねばならず
素の自分では絶対に辿りつけないなと思いました。選ぶのが心苦しかった。
選択をする度に「それは逃げ」だと指摘されるのもかなり厳しかった。
戦闘でもそうでしたが心を読まれているような錯覚に陥りました。
戦わなければ生き残れない。

1週目は物語をよく理解することが出来なかったのですが
2週目をやると意味が分かるようになりプレイしていてすっきり。
選択肢によってその後の選択肢が変わるところもありました。
大きな屑と小さな屑の選択肢で1週目は3つの選択肢から選ばねばならず
状況が把握できないため大きい方が悪いと思いつつ皆悪いを選んでしまい
1度ゲームオーバーになってしまったのですが
2週目では「よくわからない」と無言?の二択になっていました。
仕方なくわからないを選んだところ事情を知らないから選べないよね的な事を言われる。
1週目で選びたかった。(1週目は恐らく今までの選択により
白黒はっきり付けるような選択肢しか与えられなかった)
選択によってその後選べる選択肢も変わっていくという細かさ。

他、サブイベントで黒い仮面を手に入れるとある場所でイベントが起きたり追加されたり
非常に作りこまれているのでとても楽しめました。
まだ見ていない会話とかいっぱいありそう。

ゲームをクリアしてもわからない謎がいくつかあったので
ゲームの前日談である小説の方も読んでみようと思います。
(読んだらそちらの感想も書くかも)

ゲームクリアしての自分の解釈↓


●この世界
主人公の心の世界。(生と死の間にある世界)
あの駅で死のうとすると何らかの理由で心の世界へ行く。
自分の弱さと向き合えれば生還出来る。出来ないと死ぬ。

主人公(妹):この世界の主。
       唯一の理解者である兄が死に寂しさから自分が兄になろうとする。

ルーナ:仮面の男・ヘンベインと同一人物。世界を崩壊させるのが目的。
ノーチェ:主人公が可愛がってた猫に名前を与えられノーチェとして生きる。
     本来の猫は「猫のような男」か縄師の人?
リヒト:駅にいた男子生徒がモデル?(ヒーローになりたい発言から)
MAG団:主人公が好きだった戦隊ヒーロー
イーア・ブロス:主人公の兄。2つに分裂している。
ニモ:箱の中(の世界)にいる。
小さな屑:後のヒーラー。
縄師(縄を持った猫):黒猫?葬儀屋?
鍵師:ベルベットルームの住人。多分主人公の世界以外にも出没する。

主人公の髪型、噂が本当になる、テーマと仮面と鍵師からペルソナを思い起こさせました。
わからないことが多いため小説でいくつか明らかにされたら良いなあ。
最後までプレイするとルーナ好きになるしかない。
私はリヒト推しです。

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2015/10/31 版権(視聴・プレイ感想) Comment(0)

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