「うみねこのなく頃に散 EP8」の感想を今更書きます。
かなり今更になってしまったので短め。
↓「つづきはこちら」からどうぞ~。(ネタバレ注意)
EP8は正直賛否両論でも仕方がない話かな。
納得できない部分が多くて不満が残ってしまいました。
◯全部創作?
◯真実が明かされない・トリック明かしもちゃんとやらない
◯縁寿の魔法肯定
◯バトル描写長すぎ
◯読者批判
◯ファンジター(笑)など
★この物語は全て創作なのか
今回でうみねこ最終話という事で
縁寿に希望のある物語を提供して終りかなと思っていましたが
やっぱり縁寿へ贈る物語でした。
しかし一方でちゃんとした真相が明かされると思っていたので
結局全部猫箱の中、創作上の話であり真実は誰にも分からない、
という終わらせ方にはがっくりきてしまいました。
これは「解答編」ではなく「展開編」だから?
最初から現実の殺人事件の話はどうでも良かったのか。
事実は「六軒島で爆発があったが絵羽は生き残った」これだけ。
全て創作ならば
絵羽の日記に真実が書かれているのかさえ怪しい。
(これを疑ってしまうと本当になんでもありになるけど)
魔法EDも手品EDも創作の中の出来事ならば
縁寿もやはりビルから転落して死んでいるのだろうか。
それとも、なんらかの形で現実で絵羽日記を手に入れた縁寿が
幾子製作の物語の存在を知り読んで自殺を思いとどまったのだろうか。
(ビルから転落のシーンもそもそも創作)
これは誰が誰宛に書いた物語なのだろうか。
メタ的に考えると
縁寿に贈る物語に見えるがそもそも縁寿は死んでいるなら
これは幾子(竜騎士)が読者(プレイヤー)に向けて書いた物語?
魔法EDも手品EDも創作、縁寿が生きていること自体創作。
どちらのEDもそのまま解釈すれば魔女肯定により屈服?
事実よりも大切な事がある、自分の真実を大切にすれば
困難も乗り越えられる。
と言いたかったのかな作者は。
でもそれならもう少しうまいやり方があるような。
★犯人
EP7をそのまま解釈すると次男夫婦が犯人。
戦人完全犯罪説が有りますがこれは面白いと思います。
EP8の魔法EDでは戦人とベアトがボートで脱出する場面がある。
●ベアト=ヤスが絶望してインゴット持って入水自殺
→戦人がインゴット取り戻しに潜る様子を幻想で包んだ?
●幾子=19子=19歳=ヤス→死んだと見せかけて
戦人と生き延びていた?
時効が成立するまで縁寿に会わないでおいたとか黒い。
★縁寿
途中まで真実を求めていたけれど
残酷な真相に耐えられず魔法に流されてしまったのが残念。
戦人が魔法で隠そうとしていた理由は
縁寿が知ったらショックで自殺してしまうから。
その時の縁寿は幻想を抱かずに前には進めなかったから。
でも家族の罪をいつまでも受け入れずに
生きて行くのは違う気がする。
自分の家族がどんな罪を犯したのか、
しっかり向き合わなければいけないんじゃないかと思う。
プレイしていてそこがとてももやもやしました。
これで本当にいいのかな・・と。
色々書きたいことが合ったような気がしますが
上手くまとまらない。
EDは手品の方が好きかな。
「うみねこのなく頃に」で〆だし、かっこいい終わり方。
魔法EDもありだと思うし素直にとればこの終わり方でも良いと思います。
ただ考えるともやもや感が残る。
真実が「悪いもの」の様に取り上げられているのも納得できません。
知って誰も得しない真実でも縁寿には知る権利がある。
むしろいつかは知るべきだと思います。
段々文章がわけわからなくなってきたw
EP8で熱が若干冷めてしまってまだ翼もあまりプレイしてません。
夏に礼を出す予定があるそうなのでそちらでどう出るか。
魔法バトルじゃなくて
EP1~4の青字赤字推理バトルがもっと見てみたかった。
最高に燃えます。魔法はお腹いっぱいだーラムダ可愛いけど。
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2011/01/31
うみねこのなく頃に
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